甲子園球場の周りにも春が訪れました。
— NHK甲子園 (@nhk_koushien) 2021年3月18日
2年ぶりのセンバツ高校野球が開幕します。#甲子園 #センバツ #高校野球 #開幕 pic.twitter.com/43osEf8NVD
春はセンバツからやってくるのであれば、選抜が開催されずに終わった昨年はずっと冬だったのかもしれない。
そんな選抜高等学校野球大会では開閉会式で歌われる大会歌がある。自身も大の野球ファンである阿久悠が詞を書き、谷村新司が歌う「今ありて」だ。
毎年この曲を甲子園で聞くとああ春が来たな、今年も始まるんだ。そう思わせてくれる。
歌詞の一節に「今ありて 未来も扉を開く」とある。今を懸命に生きることが未来へとつながると解釈するのであれば、沢山の困難を乗り越えて甲子園にたどり着いた出場校の選手には甲子園で過去も未来を省みず。ただただ目の前の一球一打思う存分にプレーしてほしいなと一高校野球ファンとして思う。
あの甲子園の山脈(やまなみ)の向こうの、春の空から見つめる阿久悠は何を思い第93回の高校野球を見つめるのだろうか。
というわけで2年前の夏にやっていた全試合勝敗予想を毎日やる。ただ見ていてもつまらないので。
第1日目予想
神戸国際大付(兵庫) ●- 北海(北海道)〇
開幕試合は17年夏の再戦、前回対戦で競り負けた北海が今回は秋の打率3割5分本塁打6の打線の分があると見る。プロ注目最速145キロ秋の防御率0点台のエース木村をいかに打線が擁護できるか。秋は継投策で勝ち上がった神戸国際大付が競り合いに持ち込めるか。しかし開幕試合は何が起こるかわからない、ヒリヒリするような熱い勝負が見れる予感。
北海は遠征できない分札幌ドームを借りて練習に臨んでいたそうだ、良かったね札幌ドーム。
ところで神戸国際大付の青木監督は「初戦の第1試合に北海と当たる夢を見た」と言っていたそうだ、本当かよ。
いやあのねえ、そろそろ白川の関越えてくれよ。俺だってよお白川の関超えるところ見なきゃ死ねないよホント。頼みますよ。
東北王者と四国王者の対戦。大会打率3割7分37得点、強力打線と分厚い選手層を誇る仙台育英が有利と見たい。中でも注目は日本ハムジュニア出身の外野手3番秋山、チームトップの12打点。好物は母ちゃんの味噌ラーメン、可愛いね。
一方明徳義塾。エースの代木は8試合7試合完投4試合で完封。防御率0.58。このエースがどれだけ仙台育英打線を抑えるかピッチングが楽しみ。
控えがほとんど試合に出てないそうだ、この冬でどれだけ現有戦力からの上積みが出来ているか。
いや、待て。春夏合わせて40回目甲子園通算51勝の馬淵監督の事だ。なにかあるかもしれない。馬淵マジックがくる。怖いね。
健大高崎(群馬) 〇- 下関国際(山口)●
破壊である、機動破壊でお馴染み健大高崎が今度は打撃破壊で帰ってきたのである。秋の公式戦10試合15本塁打51安打で関東を制した健大高崎が下関国際投手陣を破壊してしまうのか、下関国際がロースコアに持ち込めるか。